ノーリッチテリアの特徴
体高より体長がわずかに長く、小さな体ですががっしりとした骨格をしています。ストップがあり、目は小さめ、耳は三角に立っている小型犬です。
猟犬として働いていた頃は断尾をされていましたが、現在は愛玩目的に飼育されることがほとんどで、動物愛護精神のために行われないことが多いようです。
理想の体高は25cmとされています。
ノーリッチテリアの性格
明るく陽気で遊び好き、好奇心が強く怖れずに向かっていく面があります。
人間が好きで社交的に振る舞いますが、やや独占欲が強いため、ほかの犬や子どもとは相性を選びます。
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ノーリッチテリアの歴史
ノーリッチテリアとノーフォークテリアはもともと同じ犬種で、その頃はトラピントンテリアと呼ばれていました。穀物を荒らすネズミ退治の目的で、イギリス各地で長年飼われていた短足のテリアたちでした。彼らがケンブリッジ大学の学生寮でネズミ捕りの目的で飼われることが流行したため、ケンブリッジ大学近くの通りの名前「トラピントン・ストリート」から付けられたのが名前の由来です。
このトラピントンテリアたちの祖先はダンディ・ディモントテリアやケアーンテリア、あるいはそれらのテリアと同じ猟犬の血を引く犬であり、キツネやアナグマ、ネズミなどを捕獲する猟犬でした。一説によると、ヨークシャーテリアとアイリッシュテリア、また土着のテリアたちを交配して作られたともいわれています。
19世紀に入ってから「ラグズ」という愛称のトラピントンテリアが、ケンブリッジ州の隣・ノーフォーク州ノーリッチに持ち込まれました。イギリスを代表する農業地域であるノーフォークで、農家にとって迷惑なネズミ退治に活躍する「ラグズ」の仕事ぶりは大評判となりました。そして、ラグズを基礎に、後にノーリッチテリアとノーフォークテリアと名付けられる犬たちが繁殖・育種されたのです。その頃の彼らの評判はまだ、勇敢でけんかっ早くてパワフルな、負けず嫌いのテリア気質が前面に出た小さな猟犬というものでした。
20世紀始めころ、ラグズの子孫たちはアメリカにも輸出されるようになりました。当初は猟犬として働いていたトラピントンテリアでしたが、人間に対する愛想の良さや小さくても凛々しく美しい姿への評価も次第に高まっていきました。
そして1932年に原産国のイギリスで、1936年にはアメリカで、最初にノーリッチテリアの名前で登録されることになりました。その後、立ち耳だったはずの彼らの中に、垂れ耳の系統が存在することがわかり、彼らを2つに分けて、垂れ耳の方をノーフォークテリアとして登録するようになったのです。
トラピントンテリアがノーリッチとノーフォークの2つに分かれてから30年以上が経過した現代では、耳の形以外にも2つの犬種は少しずつ異なる点が増えてきました。一般の人にはわからなくても、彼らの熱烈な愛好家には、2つのテリアは容易に区別がつくほどになっています。
なお、2013年には日本国内で、アメリカから輸入されたとするノーリッチテリアの血統書に虚偽があるとわかり、その子犬など233頭ものノーリッチテリアの血統書が取り消されてしまう事件がありました。血統書がなくても命の価値に変わりはないとはいえ、購入の際には誠実で信頼できる繁殖者から行いたいものです。
ノーリッチテリアの飼い方
身体の小さなノーリッチテリアですが、大変活発で、運動が大好きです。1回20~30分程度の散歩を1日2回程度いってあげましょう。ドッグランで走らせたり、ボール遊びをしたりすると喜びます。
飼い主や家族には愛情を示しますが、叱られてもめげないほどの明るい面があるため、しつけには苦労するかもしれません。飼い主は威厳をもって、根気よくしつけをする必要があります。年齢を重ねると頑固になりがちですので、子犬の頃からかわいいと甘やかしすぎないことが大切です。
訪問者には警戒心を見せることがありますが、見慣れた相手にはすぐに心を開くようです。
なお、家庭内にウサギやラット、ハムスターなどを飼育している場合は、ノーリッチテリアのおもちゃにならないよう注意が必要です。
被毛はダブルコートですが、サイズが小さいこともあり、手入れに苦労することはあまりないかもしれません。
週に数回のコーミングやブラッシング、定期的なシャンプーとトリミングをしてあげましょう。
ノーリッチテリアの毛色
ノーリッチテリアの毛色はレッド、ウィートン、ブラック&タン、グリズルがあります。
ノーリッチテリアの気を付けたい病気
ノーリッチテリアは遺伝性疾患の少ない犬種といわれていますが、小型犬一般で起きやすい疾患として、膝蓋骨脱臼が起きることがあります。
また、アレルギー性皮膚炎や白内障、心臓疾患などにも注意しておきましょう。
短頭種に起きやすい呼吸困難が、ノーリッチテリアでも見られることがあります。ノーリッチテリアの場合、骨格上の問題というよりは肥満による気道狭窄(きどうきょうさく)が原因となる場合も多いため、太らせないようにすることが大切です。
ノーリッチテリアの価格相場
グループサイト、『みんなのブリーダー』における、ノーリッチテリアの直近1年間の子犬ご成約時の平均価格は約44万円、最高価格は50万円、最低価格は40万円です。
※一般的に子犬の価格は犬種スタンダードに近いかどうか、血統、顔、毛色、体の大きさ、月齢などの要因で変動します。
ノーリッチテリアの里親募集
現在、ノーリッチテリアの里親募集はありません。
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> 犬の里親募集情報を見るノーリッチテリアに関する記事
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