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グレートピレニーズ


英語表記 Great Pyrenees
原産国 フランス
サイズ 大型犬
グループ 2G
体高 65cm~81cm
体重 50kg~60kg

グレートピレニーズの特徴

グレートピレニーズは巨体でありがなら意外と敏しょうであり、優雅かつ迫力のある姿をしています。
体長は体高よりやや長く、がっちりとした骨格で大きな頭に垂れ耳、ダブルコートの厚い毛に覆われた大型犬です。
標準の体高はオス70~80cm、メス65~75cmとされています。
ほかの犬では生まれた直後に切り落とされてしまう狼爪が、後ろ足に2本残されていることが標準となっています。家庭犬として生活するに当たっては狼爪が残っているメリットはありませんので、近年では切り落とされることも増えているようです。

グレートピレニーズの性格

グレートピレニーズは大きく優雅な姿からおっとりした性格をイメージされることも多い犬種ですが、そうではない面も多く見受けられる犬種です。
もともとは番犬、牧羊犬としての働きを求められて、防衛能力と運動能力の向上を目的に繁殖されていました。 警戒心の強いこの性質は近年の交配により弱められているものの、完全に失われたわけではなく、個体差があります。
グレートピレニーズは洞察力があり、自分で考える力があるため、主人より先回りして判断をしようとすることがあります。

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グレートピレニーズの歴史

ヨーロッパの山岳地帯には古くから、白い毛色を持つ大きな犬がいます。イタリアではマレンマ・シープドッグ、ハンガリーにはクーバース、今も現役の牧羊犬であるピレニアン・マスティフ、そしてグレートピレニーズです。
これらの中で最も歴史が古いものはマレンマ・シープドッグ(マレンマーノ)とされており、グレートピレニーズの祖先犬の中にもマレンマーノが存在したことが推定されています。それよりさかのぼる紀元6世紀頃、遊牧民や行商人によって中央アジアまたはシベリアから入ってきたチベタン・マスティフ系の大型犬が、グレートピレニーズの最初の祖先と考えられています。
グレートピレニーズは作出当初から、山岳の牧羊犬または番犬として働いてきました。
その大きな巨体と警戒心の強さで、家畜を狙う熊や狼を追い払い、時に戦う役目を果たしていたのです。

この白くて大きな犬は、17世紀になるとフランス宮廷に迎えられ、ルイ14世やマリー・アントワネットの寵愛を受けて護衛犬として働くようになりました。
大きく白くふさふさとして優雅で、忠誠心が強いグレートピレニーズは、フランス王室の公式犬となり、内外の貴族の屋敷で、美しく強い番犬として迎えられることになります。犬好きで知られるイギリスのビクトリア女王も、1850年頃にピレニーズを所有していました。
やがて時代が変わり、山岳では狼や熊などの野生動物が減り、上流階級でも犬による護衛が行われなくなると、グレートピレニーズの人気も徐々に下がり、原産国フランスでも絶滅寸前と言われた時代さえありました。

そんな中、山岳地帯で生き残っていたピレニーズたちが愛好家により発見され、彼らを土台に改良繁殖が行われることになりました。19世紀後半には最初にイギリスで公認の犬種として登録され、本国フランスでは、20世紀初頭にかけて愛好家たちの手によりスタンダード(犬種標準)が定められました。アメリカには少数のピレニーズたちが早い時代にニューファンドランド作出の基礎犬として入りましたが、20世紀前半に本格的に輸入され、アメリカンケネルクラブでも登録されることとなりました。
山を下りたピレニーズたちは、家庭犬に向くように、過剰な警戒心を取り除き、そのままの体型で白い毛色が多くなるように繁殖されていました。しかし、白色遺伝子は近親交配によりサイズを小さくするように働くため、近年ではグレーやイエロー、オレンジなどの斑が入る個体も繁殖に取り入れるようになっています。

グレートピレニーズの飼い方

グレートピレニーズを飼育するための大前提として、飼育するための家屋が犬の体に見合うように広いこと、暑さに対する配慮がされていることがあげられます。
ダブルコートであり体も大きく、換毛期でなくても下毛は相当抜けますので、そのことを受け容れられる家庭でなければ犬も飼い主も互いに不幸であることをよく心得ておかなくてはいけません。
少なくとも1日おき、できれば毎日、ブラッシングで抜け毛を取り去ってあげたいものです。

グレートピレニーズは家族に対しては忠実ですが、人の目の届かない広い山岳を任されていたため、自分の判断で行動することが身に着いています。飼い主がしっかりとリーダーシップを持たなければ、ピレニーズはその頑固な一面を発揮して、飼い主の指示に従わなくなることがあります。
比較的コントロールしやすい子犬や若い犬のうちから、きちんとしたしつけや訓練を通して信頼関係を作っておく必要があります。

グレートピレニーズは身体を動かすことが好きですが、日本の夏の気候は厳しいため散歩は30分程度に、逆に寒冷の季節は積極的に連れ出してたっぷりと運動するようにしましょう。体重がありますので跳躍などの運動は関節に負担をかけることがあります。普通の散歩で十分です。

グレートピレニーズの毛色

白が基本の毛色になります。これに、グレー、薄いイエロー、ウルフ、オレンジなどの斑が頭部、耳、尾の付け根にあることも好まれます。

グレートピレニーズの気を付けたい病気

骨肉腫は、グレートピレニーズに好発する病気として知られており、ゴールデンリトリバーに次いで発症例が多いとされていますが、登録頭数に比例して考えれば、ゴールデン以上に罹患の割合が多いとも考えられます。
腫瘍(がん)は一般的に高齢になって多発するものですが、ピレニーズの骨肉種は中年齢くらいから発症することがしばしばあり、時には断脚などの決断を迫られることもあります。
定期的な健康診断ほか、日頃からよく体に触れ、歩き方の異常など早期発見に努め、腫瘍の小さいうちに処置ができることが望ましいとされています。

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