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イタリアングレーハウンド


英語表記 Italian Greyhound
原産国 イタリア
サイズ 小型犬
グループ 10G
体高 32cm~38cm
体重 3kg~5kg

イタリアングレーハウンドの特徴

イタリアングレーハウンドはFCI分類10グループのサイトハウンドの中で、最小の犬種です。
首を伸ばして頭を上げ、まるで小鹿が跳ねるように前肢を高く上げて下ろすという、気品ある歩様です。
しかし走る時は、グレーハウンド譲りのスタイルで両手両足を揃えて飛ぶように走ります。
耳の形は、前ではなく横に垂れる形が標準とされていますが、子犬の頃から終生立ち耳の個体も多くいるようです。
標準のサイズは体高32~38cm、体重は5kgまでとされています。

イタリアングレーハウンドの性格

イタリアングレーハウンドは繊細で感受性が強く、気性は穏やかで優しい性格で、ストレスをためやすい面があります。
攻撃はしない代わりに、距離を置く、逃走するという方法で身を守ります。
活発で走ることが非常に好きでスタミナもありますが、日本の厳しい気候には弱く、夏冬は1日中外で遊べるほどの体力があるのは若犬のうちだけでしょう。

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イタリアングレーハウンドの歴史

イギリスでは「IG」、日本では「イタグレ」と短く呼ばれているイタリアングレーハウンドは、グレーハウンドを小型化した犬と考えられています。祖先であるグレーハウンドは、古代エジプト時代の壁画にそれらしい姿が描かれているなど、想像を越えるほど昔から人間の近くで暮らしてきた犬であると推定されています。
イタグレも同じく古代エジプトのファラオの墓や紀元前のローマ遺跡から、よく似た犬が描かれた絵画や記録が存在していることから、グレーハウンド同様に古い時代から存在したものと考えられています。

小型化されたイタグレは、当初から愛玩犬として飼育されていたようで、エジプトから地中海を回ってトルコ、ギリシャに入り、紀元前5世紀ころローマ(イタリア)にわたって、上流階級のペットとして飼育されてきました。
16~17世紀ごろには南ヨーロッパ一帯に広がり、特にイタリアの王室や貴族たちには大変愛され、絵画や器の絵柄、美術品などに繰り返し登場するほどになりました。17世紀にはイギリスにわたり、上流階級から大切に飼われるようになりましたが、イギリスの寒い気候はイタグレの性質には合わないため、一般家庭にまで広く普及することはなかったようです。

18世紀後半、イタリアングレーハウンドはさらに小さくするために近親交配が進んで、虚弱な体質になっていました。戦争の時代に入り上流家庭の飼育環境が不安定になってくると、気候の変化に弱いイタグレは、少しずつ姿を消していきました。
絶滅の危機を救ったのは、19世紀初頭にアメリカに渡っていたイタリアングレーハウンドたちでした。彼らをイギリスに残っていた個体と交配し、ようやく復活の途に着くことになり、1853年にイギリスケネルクラブが発足した際には最初に登録された40犬種の1つとして、登録されるまでに至りました。

イタリアングレーハウンドの飼い方

イタリアングレーハウンドは短毛で抜け毛が少なく手入れはしやすいものの、寒さには特に弱く、気候に応じて衣類を着用させることは、ファッションというより健康管理になります。
頭が小さく首輪が抜けやすいので、サイズをきちんと合わせること、もしくは首と胸にかかるタイプの8の字胴輪(ハーネス)を使うようにしましょう。スリムで胸幅が狭いため、腕だけを通すタイプのハーネスでは後ずさりした時に抜けてしまうことがあります。

特に寒い時期や酷暑の時期は、散歩は控えて、空調管理のできる室内でたっぷりと遊んであげましょう。
気候の良い時期はドッグランなどで思う存分走らせてあげるのも良いでしょう。
太ってしまうと関節に負担がかかり、細い骨が折れやすくなってしまうことがあります。

イタリアングレーハウンドは明るく大変おだやかですので、しつけはそれほど難しくはありません。子どもや他犬、小動物とも仲よくできますが、辛抱強さのあまりストレスをためてしまうことで、病気の原因になることがあります。
子どものいる家庭では、犬との関わり方に注意してあげたいものです。

イタリアングレーハウンドの毛色

イタリアングレーハウンドは短毛で、フォーン、レッド(赤茶色)、グレー、ブルー(明るい灰色)、クリーム、ホワイト、ブラックなど豊富な毛色があり、白のマーキングが入ります。
犬種標準では、タン(黄褐色)が入ることやマールカラー、ブリンドルは認められていません。

イタリアングレーハウンドの気を付けたい病気

イタリアングレーハウンドに頻出する病気で、CDA脱毛症(カラー・ダイリューション・アロペシア)というものがあります。ブルーの因子を持つ犬で、ブルーの毛色部分が脱毛してしまうという病気です。この病気はドーベルマンとイタリアングレーハウンドに多く、イタグレではブルーの毛色68頭を調査したところ12頭がこの病気にかかっていたという調査結果もあるほどです。また、毛色が薄くなるほど発現率が高くなるという報告もあり、近親交配ではその出現率も高くなると推定されています。
遺伝病であり、対策の方法がありませんので、冬に限らず衣類を着せて皮膚を守ってあげることが必要になります。

イタグレで遺伝病以上に起きやすいのが、骨折です。体重が軽く跳躍力があるものの骨は細く、ベンチくらいの高い所から飛び降りて骨折ということもあるようです。
ドッグレースに使われていた祖先犬グレーハウンドも、基本的には足場の良い場所を疾走することを想定して交配されてきた犬です。運動はなるべく足場の良い場所で行い、できるだけ若いうちからしっかり走らせて、骨を守る筋肉をつけてあげましょう。

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