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狆(チン)


英語表記 Chin
原産国 日本
サイズ 小型犬
グループ 9G
体高 25cm前後
体重 4kg~5kg

狆(チン)の特徴

狆の体高と体長がほぼ同じ長さの小型愛玩犬です。耳は前方に垂れており、毛は長く、丸く大きな目と短い口先です。
体高はオスでは25cm、メスはやや小さめとされています。

狆(チン)の性格

狆は愛玩犬として大変歴史が長く、人のそばで暮らしてきたため、飼い主の様子をよく見て賢く振る舞います。
そのため神経質に傾く個体がありますが、全体としてはおとなしく、愛嬌のある性格です。
繊細な面があるので乱雑に扱われることに許容範囲が狭いものの、攻撃的な反抗をするのではなく、子どもなどにしつこくされると距離を取るようになります。

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狆(チン)の歴史

狆が日本に入ってきた時期は諸説あり、最も古いのは500年代に仏教伝来とともに入ってきたとされるもので、続いて日本書紀の記録による632年頃に朝鮮から贈られたとされる記録、続日本紀に記された732年に朝鮮から贈られたという記録、さらに824年にも同じく朝鮮から贈られたという記録があります。
一方で、外国からの贈り物ではなく、日本から中国や朝鮮に渡った使者が持ち帰った犬という記録も600年代~900年代頃に残されています。この期間には多くの狆が日本に入ってきたとされており、日本の皇族に大切に飼育されていたようです。
これらの説に異を唱え、戦国時代に日本に入ってきたという説もありますが、17世紀初めに渡来したイギリス人によりイギリスへ持ち帰られた記録があることから、すでにこれより前の時代に日本に入っており、改良が続けられてきたと考えられるでしょう。また、1853年には、黒船で来日した米国人ペリー提督により数頭が持ち帰られました。このうちの2頭は、犬好きで知られたイギリスのビクトリア女王に献上されたとも伝えられています。

日本国内では、生類憐みの令で知られる徳川綱吉の頃には、江戸城で飼われていたこともあるようです。この頃の狆は、皇族や高級武士、資産家の商家などで大変可愛がられて、贅沢三昧の生活をしていたそうです。歌舞伎や人形浄瑠璃の演目「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」では、不遇の身をかこつ登場人物が、お犬様と大切にされ贅沢な食事を与えられる狆の姿を目の当たりにして「いっそ狆になりたい・・・」と口にする有名な場面があるほどの暮らしぶりでした。
長らく上流家庭ばかりで飼われていた狆ですが、江戸時代になり庶民の生活が安定すると、一般庶民でも生活にゆとりがある層にまで狆の飼育が広がっていきました。
そして皮肉なことに、ペリーの黒船来航後、日本が開国の道を歩むようになると、海外から輸入された犬がもてはやされ、狆の数は大変少なくなっていきました。狆がイギリスのケネルクラブに公認されたのは、日本では開国されてまもない1870年となっています。実はこの時代に狆の改良に積極的に取り組んだのはイギリスやフランスの愛好家たちであり、近代以降はこれらヨーロッパから逆輸入された優れた狆を交配に加えて改良され、現在に至ります。

狆という名前の由来は、犬よりも猫に近いと考えられていたためや、「ちいさいいぬ」という言葉が短くなったためなどと言われています。
イギリスで公認登録された当初はジャパニーズ・スパニエルとされていましたが、後年、ジャパニーズ・チンに改められました。

狆(チン)の飼い方

狆は活発ですが短頭種の小型犬ですので、激しい運動は向かない個体も多くいます。
散歩は1日20~30分程度で、室内での遊びなどをとり入れましょう。
日本の犬ですが高温多湿の気候には弱く、特に夏は朝晩の涼しい時間に気分転換程度の外出にとどめておきましょう。

人懐こく従順な性格ではありますが、プライドが高い面がありますので、しつけは「褒めて伸ばす」ことを意識しましょう。トイレの失敗なども決して強く叱らず、根気よく教えていく必要があります。

被毛はシングルコートと言われてきましたが、ダブルコートの個体も少なからずいるようです。
いずれの場合も毛量は豊かで、ダブルコートでは換毛の時期になると抜け毛が多くあります。
オーバーコートの長毛は細い直毛ですが、絡まりやすいので週に数回はブラッシングでほぐしてあげましょう。
ダブルコートでは下毛に空気を入れて蒸れないように気を付けましょう。

狆(チン)の毛色

狆には白地に黒又は赤茶色の大きな斑があり、顔の斑は体の斑と同じ色で、顔の中心から左右対称にあるのが美しいとされています。また、鼻ぺちゃを際立たせるような幅の広いブレーズが額から顔中心に広がっているものが好ましいとされています。

狆(チン)の気を付けたい病気

狆で起こりやすい病気として、膝・肘の関節形成不全や、これに伴う脱臼、亜脱臼があります。
小型犬に多いこの病気は、犬種作出の過程で小さくするために、体の小さな親を使うことで引き起こされると言われています。骨格の形成が不十分な個体を繁殖に使うことで、その素因が引き継がれ、子孫の骨格も成長不十分となるのです。
狆では「膝(肘)の関節がゆるくてすぐはずれる」という声が飼い主より聞かれます。関節がゆるいという状態が形成不全であり、それがはずれてしまうことが脱臼、亜脱臼で、痛みを伴うことが多くあるようです。
若犬の頃からレントゲン検査などで異常を早期に発見し、無理な運動を避けながら関節を守るための筋肉をつけるようにする、場合によっては手術を検討する必要があります。
同じように頭部骨格の形成不全も見られ、先天的に頭蓋骨に穴が開いています。ひどい場合は頭を上げると立てないという状態になります。

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